黄砂プロジェクト

黄砂プロジェクト


テレビドラマVIVANTの舞台に行ってみませんか。


黄砂研究を始めて20年が経ちます。2001年に初めて行った黄砂の観測場所はタクラマカン砂漠でした。その後、2005年からオーストラリア南東部でダスト発生の観測を行いました。2008年からは、再びアジアに戻ってきて、モンゴルのステップ地域のバアウンジュールで、2012年からは場所を南に移動して、モンゴルのゴビ砂漠で現在まで観測を行っています。最近は、高松で越境黄砂の観測を行っています。

ひとたび、黄砂が発生すると、現地では視界が著しく悪化して、写真にあるように近くのポプラ並木も見えなくなります。


研究費(最新のもの):


参考文献 (最新のもの):

1. Sekiyama T. T.; Y. Kurosaki; M. Kajino; M. Ishizuka; B. Buyantogtokh; J. Wu; T. Maki: Improvement in dust storm simulation by considering stone coverage effects for stony deserts in East Asia, Journal of Geophysical Research: Atmospheres, https://doi.org/10.1029/2022JD037295, 2023-01-05



書籍

イベント:

鳥取大学乾燥地研究センター創立100周年記念として「黄砂発生メカニズム解明に関する観測、写真で辿る100年」が公開されました。モンゴルゴビ砂漠で行っている黄砂観測が写真で紹介されています。(2024.1.7)

黄砂発生時の視界の変化

(タクラマカン砂漠にて撮影、2002.4.1)

黄砂の観測機器(モンゴル国コビ砂漠に設置)